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特定小電力とは?微弱電波とは? 購入前に知っておきたい電波の特徴と電波法。

2016.07.12お役立ち


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レストランや居酒屋さんでは既におなじみ。必需品となっている呼び出しベル。
その呼び出しベルにも、いろいろな電波の種類があるのをご存知ですか?

ソネット君は特定小電力

弊社の呼び出しベル「ソネット君」は、特定小電力という電波帯を使用しています。
以前は、微弱電波を使用した呼び出しベルがありましたが、近年の日本製では少なくなっています。
海外製などは、微弱電波を使用している商品があります。

それでは、各々どのような特徴があるか見ていきます。

微弱電波機器とは?

微弱電波機器とは、その名の通り微弱な電波を利用した機器で、安価で購入できます。
雑音やノイズに影響をうけやすく、非常に短い距離の利用に適しています。
わかりやすい例では、車の鍵をリモコンで開ける「キーレス」でよく使われています。

 

特定小電力機器とは?

特定小電力機器は微弱電波機器に比べ高価ですが、出力が強くノイズにも影響されにくくなります。
到達距離も、見通しで約100mと広くなります。
使用する機器には電波法に基づく技術基準適合証明が必要となります。

ソネット君送信機は電池ボックス内に「技適マーク」があります。
技適1技適2

この「技適マーク」の表示がない無線機を使用すると、
違法になる恐れがありますので使用する場合は十分ご注意ください。

>>総務省 電波利用ホームページ 技適マーク、無線機の購入・使用に関すること

導入例としては、2・3階建ての飲食店や、個室の多い飲食店、広範囲で電波を受信したい旅館・工場・病院などで特に便利に使用されています。 特に工場では、ノイズに強く、中継器の併用で更に広範囲をカバーできるとして、無線アンドンとしての使用が増えています。 弊社でも、工場への導入が昨年に比べ1.5倍に増加しました。

 

(仮称)微弱適合マーク

以前は、微弱電波でも約100m近く飛ぶものがありましたが、1986年の電波法を受けた 総務省令電波法施行規則の改正で、電波の到達距離は数十mになりました。

これにより、微弱電波の使用製品はあまり見かけなくなりました。
しかし、昨今では海外製などで電波の出力が微弱無線機器としての基準を超えているにもかかわらず、微弱無線機器と称して販売され、その無線局により混信・妨害が発生する事例が増加しているそうです。

そこで、利用者が微弱無線機器を購入する段階で、当該無線機器が電波法で定める微弱無線機器の技術基準を満たしているかどうかを判別できる仕組み(「(仮称)微弱適合マーク」の表示など)を確立することが効果的である旨が提言されました。

現在、平成27年6月1日より全国自動車用品工業会、平成28年6月28日より電波環境協議会が「微弱無線設備登録制度」をスタートしています。

この登録制度では、それぞれの団体が指定した試験機関による公正な試験が行われ、微弱無線設備の技術基準に適合している場合には、「微弱無線適合マーク(ELPマーク)」が表示されることになっています。

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>総務省 電波利用ホームページ 微弱無線局の規定

「微弱電波機器」と思っても、電波法で規定している電界強度を超えて使用すると違法・不法無線局として罰せられます。(電波法第4条)
利用者が罰せられますので注意が必要です。

製造側・販売側にも

(基準不適合設備に関する勧告等)
第百二条の十一 無線設備の製造業者、輸入業者又は販売業者は、無線通信の秩序の維持に資するため、第三章に定める技術基準に適合しない無線設備を製造し、輸入し、又は販売することのないように努めなければならない。

という努力義務が発生します。

総務省では、発射する電波が電波法に定める著しく微弱の基準内にあるとして販売されている無線設備を購入して電波の強さの測定を行う取組(無線設備試買テスト)を実施しています。その結果、著しく微弱の基準の許容値を超えることが明らかな無線設備に関する情報を公表しています。

>総務省 電波利用ホームページ 無線設備試買テストの結果についての規定

電波の利用には、「電波法」という法律があります。
知らずに使用し、国防や救急などの大切な無線の妨害や障害を起こしてしまう可能性があります。
ルールを守って利用しましょう。