よく分かるソネット君・ワンタッチコールの知られざる特長 -周波数と出力-

2017.02.07 特定小電力についてお役立ち情報

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飲食店のお客様がスタッフを呼ぶ際に使用するオーダーコールシステム「ソネット君」、
フードコートなどで、注文後お席で待っていただいているお客様を料理ができたときに呼び出す「ワンタッチコール」。

どちらもワイヤレスのコールシステムですが、それぞれ違う電波が使用されています。
どのような違いがあるのでしょうか?

周波数・出力の違い

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まず、ソネット君は426MHz帯、ワンタッチコールは429MHz帯の周波数を使用しています。
国の認証試験に合格した特定小電力無線機器です。
そのため、混信の心配が少なくノイズにも影響されにくいことが特長です。

また、特定小電力無線には周波数ごとにごとに電波法で定められた出力制限があります。
それぞれ
426MHz・・・1mW以下(ソネット君)
429MHz・・・10mW以下(ワンタッチコール)
であり、出力の違いで電波の伝達距離も変わってきます。
ソネット君(426MHz)は見通しで約100m
ワンタッチコール(429MHz)は見通しで約150mです。

ソネット君もワンタッチコールも無線の中継機を用意しておりエリア拡大も容易にできますが、フードコートは集合施設のため電源を必要とする中継機の設置が困難です。
フードコートのような場所では、出力が高く遠くまで電波を届かせることが可能な429MHzが最適です。

デジタルトランシーバーVXD1

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ちなみに、八重洲無線のVXD1というデジタルトランシーバーは351MHzの簡易無線(登録局)規格の周波数を使用しており、出力は1W以下です。
その通信距離は、市街地で約500m〜1km、見通しの良いところで約3kmと広いエリアをカバーします。
利用には登録申請が必要ですが、弊社で登録代行も可能です。

まとめ

ソネット君は、426MHz帯特定小電力を使用しており、その出力は1mW以下。
ワンタッチコールは、429MHz帯の特定小電力を使用しており、その出力は10mW以下。
そもそもの機能の違いはありますが、どちらも特定小電力の中で周波数帯や出力にも違いがありました。

呼び出しベルを購入の際は、こういった周波数や出力に着目してみると面白いかもしれません。

※海外製などで違法に出力が高いもの、技術基準適合証明のない商品を使用すると罰せられることがありますので十分ご注意ください。






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