有線式のアンドンから、無線式アンドンに変更。
[大手自動車メーカー]

2017.08.21 導入事例工場アンドンなど

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–ソネット君を導入された目的について教えて下さい

当初は作業員が、ラインでの仕事の遅れや作業上の異常などを、管理者に伝えヘルプを要求するための手段として導入しました。
(リリーフ対応)
今は、このリリーフ対応の他に、作業員が部品を供給してほしいとか、作業完了したので取りに来て欲しいなどの合図をする道具…つまり「無線式アンドン」として、ソネット君を利用しています。

 

–ソネット君を利用する前は、どのような運営をしていたのでしょうか?

工場でよく利用されている「有線式のアンドン」を検討しました。

 

–有線式のアンドンと比較検討した際に、ソネット君の方が良いと思われた点を教えて下さい。

2つあります。
1つ目はコストで、有線式アンドンと比較して37.5%もの設備投資を削減できました。
さらに、もう一つがキメ手だったのですが、無線対応という点でした。
工場では、生産変動によりレイアウトを変更する時があります。有線式アンドンですと、そのレイアウト変更が容易ではありません。
変更時には、配線工事費用だけでも百万単位の作業費用がかかってしまうのです。

 

–無線によるデメリットはなかったのですか?

懸念事項はありました。
工場では、様々な無線が飛び交っていますので、干渉による通信トラブルの問題です。
しかし、パシフィック湘南さんが、導入前に実際に現場にきて「周波数テスト」を行なってくれたので、安心して導入することが出来ました。
なので、無線式アンドン(ソネット君)によるデメリットという点は全くありません。

 

–アンドンの導入効果を具体的に教えて頂けますでしょうか?

ヘルプをしやすくなった事で、作業員がラインの遅れを心配して慌てずに済み、作業に集中しやすくなった点です。これは品質の安定に非常に重要なポイントになります。
トヨタ生産方式では、「自働化」と「ジャストインタイム」が生産性を向上させる2本柱となっています。
そのために「かんばん方式」などの具体的な道具を開発してきましたが、無線式アンドン(ソネット君)もその一つです。
トヨタ生産方式では「目で見る管理」を重視しており、無線式アンドン(ソネット君)はまさに「見える化」の役目を果たしています。

 

–作業員、管理者、会社、みんなにとってメリットがあるという事なのですね。

その通りです。
作業員は安心して仕事に集中できますし、管理者は生産性向上を図ることができ、自らの役目を全うすることができます。
結果、会社にとっては売上増大に貢献できることになりますね。

 

–作業員の方が安心して働ける環境に着目されているのですね。

はい。例えば「反転ライン」というのがあるのですが、ムリな姿勢をとらなくても良いようにシャーシを逆さまにして作業できるようにラインを設計しています。
結局は、仕事のやりやすい環境を作ることが、生産性向上に繋がるのです。

–生産性の向上が命題だと言うことなのですね。

その通りです。
限られたスペースで生産台数を増やすには「稼働率」を上げるしかありません。
100%に近づける努力は、日々行なっています。
無線式アンドン(ソネット君)の導入により省力化しても大丈夫な体制が整ってきました。






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