診察と診察のあいだの時間を短縮する効率化に成功
[ 久喜すずのき病院様 ]

2019.01.22 医療関係医療施設導入事例お役立ち情報

 

今回、『久喜のすずのき病院』様にワンタッチコール導入後のお話を聞けましたのでご紹介いたします。

平成30年7月に新外来棟が完成した久喜すずのき病院様。
患者さんの満足度UPのため、少しでも多くの患者さんの診察を行うためにと、ワンタッチコールシステムを導入していただきました。

こちらでは『ワンタッチコールLAN送信機』を使って病院側のシステムと連動しています。

 

【久喜すずのき病院】
埼玉県久喜市の病院。うつ病、不安障害、統合失調症、認知症などの治療を手がける。病床数442床。

346-0024
埼玉県久喜市北青柳1366-1
TEL 0480-23-6540
開設日    1988年12月
開設者    医療法人大壮会 理事長 鈴木 健夫
院長       島﨑 正次

 

 

導入のポイントは既存システムと連動ができたから

ワンタッチコールLAN送信機

「フードコートで見て、こういうもので患者さんの呼び出しができないかと長年考えていたんです。今回、新外来棟を作るタイミングで、すでにある受付システムと連動できる呼び出しのシステムがないかと探し始めました。パシフィック湘南さんの商品が連動できるとわかったので、それが決め手です。」

とご担当者様は話してくれました。

 

2016年12月に、久喜すずのき病院のシステムを担当する『株式会社トレスト』さんから弊社に問い合わせを受けました。「ワンタッチコールの送信機はPCに接続しアプリケーションにて制御することは可能でしょうか? 弊社アプリケーションと連動を行いたいのですが外部からの操作は可能でしょうか?」

ちょうどワンタッチコール送信機のLAN仕様を作っていたので、すぐさま「可能です。」との返事をし、打ち合わせを重ねました。

 

 

久喜すずのき病院の見取り図。以前はA棟が受付だった。

「患者さんが外来の待ち時間に、中庭や売店に気軽に行けるようにしたい。」

A棟とC棟の間に広くきれいな中庭があり、E棟には売店があります。そこでも待てるようするのが狙いでした。

 

利用方法

利用方法は、診察待ちの患者さん呼び出しと、会計時の会計完了のお知らせ呼び出しです。
初診・再診の受付を受付機で行い、あとはワンタッチコール送信機の操作をすることなく自動で呼び出します。

すでに使われている病院の受付システムに相乗りするかたちで、ワンタッチコールシステムは運用されています。

 

まずは受付

受付機。

受付の流れは久喜すずのき病院のホームページでわかりやすく説明しています。

はじめての方も再診察の方もエントランスにコンシェルジュが常時いるので安心です。

 

以下ホームページより引用です。

【はじめての方】

1.受付機で発券

受付機にて「はじめの方」ボタンを押して発券を行い、待合室でお待ち下さい。
自動受付のとなりに案内係りがおりますので、安心して発券がおこなえます。

2.ご案内(初診お申込み用紙のご記入)

案内係りより、初診の申し込み用紙 をお渡し致しますので記入して頂きます。

3.受付よりお呼びいたします

受付より発券された番号でお呼びしますので、保険証の提示をします。
診察待ち用の番号をお渡し致します。

4.診察

診察の順番をくるまでに自動血圧計にて血圧をはかって待合室でお待ち下さい。
順番が来ましたらお名前を診察室からお呼び致します。

 

【再診察の方】

1.受付機で発券

受付機で診察券をいれて発券を行い、待合室でお待ち下さい。
自動受付のとなりに案内係りがおりますので、安心して発券がおこなえます。

2.保険証、自立支援などの確認

受付からお名前をフルネームでお呼びいたします。保険証のご用意をお願いします。
診察待ち用の番号をお渡し致します。

3.診察

診察の順番をくるまでに自動血圧計にて血圧をはかって待合室でお待ち下さい。
順番は、診察待ちモニターをご覧下さい。

 

受付の様子。傍らに受信機が置いてあります。

受付でワンタッチコールの受信機と、診察番号が入ったクリアケースを患者さんに渡します。

 

クリアケースも特注。

 

 

その後は自動呼び出し

この画像の場合、433番の診察券を持った患者さんの受信機が自動的に呼び出しされている。

ワンタッチコールLAN送信機をLANケーブルでネットワークに接続し受付システムと連動しています。

診察の3番前の患者さんを自動で呼び出しします。

水色のケースは水色の診察室。オレンジのケースはオレンジの診察室と、誰が見てもひと目で分かる。

「クリアケースの色が、診察室の入口に貼ってある色と合わせてあるので、ファイルを持っている方がどの診察室なのかひと目で分かります。またクリアファイルを持っていない方は、まだ受付が済んでいない方なのではないかと声をかけることができます。」

細やかな気配りは、患者さんに無駄なストレスを与えません。

「ベル(ワンタッチコール)があることで、トイレに行けたり、少し外にでたりすることができます。」

患者さんは受信機の音とバイブレーションが鳴ったら、自分が持っているクリアファイルと同じ色の診察室の前に移動します。

 

導入効果は、診察と診察のあいだの時間短縮

「順番がくる少し前に呼び出しすることで、診察と診察の間の時間を縮めることができます。例えば、診察と診察の間の時間が1人あたり1分縮まれば50人で50分縮まります。50分あれば初診の方を1人診ることができるんです。」

効率化を進める理由の一つに、『心療内科の病院は新規の患者さんを受け入れができないケースが多くある』という背景もありました。

「心療内科・精神科はいきなり行ってもなかなか診察してくれません。予約でいっぱいなんです。すずのき病院は少しでも多くの初診の患者さんを受け入れできるように、診察の間の時間を少なくし効率化を図る必要があるんです。」

 

ワンタッチコールLAN送信機の設置場所

天井の見えにくい位置にワンタッチコールLAN送信機は設置されている。

ワンタッチコールLAN送信機は天井側に設置してありました。

患者さんからも見えにくい位置で、景観を損ねずなにも気になりません。

 

配線もスッキリして目に触れないので、視覚的にもストレスがありません。

 

 

職員さんにもやさしいシステム

モニターに番号が表示されると、受信機が鳴る。

会計の順番がきたときも、自動的に音とバイブレーションで呼び出しが入ります。モニターが見える位置にとどまる必要がないので診察後もストレスがありません。

他にもプライバシー配慮のため患者さんを機械音声の番号で呼ぶような機能もありました。様々なところで使われており、なんと5000種の機械音声を登録したそうです。

「受付のスタッフが患者さんの名前を大きい声で呼ぶことがありまして、一人の職員が一日で呼び出すことが90回ぐらいになることもあるんです。それが機械音声になっただけで、少し楽になりますよね。」

患者さんのことばかりでなく、職員さんのことまで考えてつくられています。

ワンタッチコールを使用することで、患者さんがいないときに探しに行く手間を未然に防いでいます。

 

「頭の中にやりたいことがあって、構想はできてました。今回の導入でだいぶ実現できました。トレストさんのおかげです(笑)。」

とご担当者様は笑います。

 

 

パシフィック湘南への要望は…

パシフィック湘南への要望を聞くと

「遠隔で受信機の内部設定を変更できたらいいですね。例えば、診察と会計とあと注射で音とバイブレーションのパターンを変えれたり…。あと受信したかどうかわかるといいですね。」

と答えていただきました。

とても貴重なご意見です。遠隔で設定を操作することは難しいですが、受信したかどうかわかりたいという要望はほかでもあります。

今後の商品開発に活かしていきたいと思います。

 

ちなみに久喜すずのき病院では、ワンタッチコールLAN送信機を複数設置し数回呼び出しをして必ず受信機に呼び出しが届くように工夫されています。

「今後は、受信エリアを拡大したり、入院患者さんの説明をする医者の順番待ちにも使いたい。」

とおっしゃっていただきました。

 

さいごに

山崎さん(左)と林さん(右)

受付の方に受信機を持っていただき、写真を撮らせていただきました。

やさしい笑顔で患者さんを迎えてくれます。

 

ご協力ありがとうございました。

 

 

久喜すずのき病院ホームページ

受付から診察の流れや診察の内容は、ホームページで詳しく紹介されています。

ぜひご覧になってください。