【新製品】a接点出力受信機のご紹介。呼んでいる場所がすぐにわかる!

2019.11.09 工場関係新発売ソネット君お役立ち情報

今回、『a接点出力受信機』を作りましたのでご紹介します。

これは、

「送信機を押した作業者の上でパトライトⓇが回るようにしてほしい。」

という要望に対応した製品になります。

『a接点出力受信機』は、無線ですので、「a接点出力受信機の電源」と「接続するパトライトⓇの電源」があれば簡単に使用できます。

 

 

基本動作・構成

a接点出力受信機に送信機をマッチング。ここでは、7番と8番をマッチング。7番を押したら、青のパトライトⓇAが点灯回転。8番を押したら赤のパトライトⓇBが点灯回転。1台で2台までの出力が可能。

基本動作は、上の画像のとおりです。

1台の「a接点出力受信機」に対し、2つの番号まで識別することができます。

7番の送信機を押し、受信機に番号が入ると、青色パトライトⓇAが点灯回転する。
7番を消去すると青色パトライトⓇAが消える
8番の送信機を押押し、受信機に番号が入ると、赤色パトライトⓇBが点灯回転する。

といった具合です。

「a接点出力受信機」は信号を出力するだけですので、音やバイブはなりません。
接続したパトライトⓇや電子音報知器Ⓡ(パトライトブザー)で受信をお知らせします。

受信窓に受信した番号を表示し、ファンクションボタンで自身の番号を消すことはできます。

上の画像は

・ソネット君送信機
・a接点出力受信機
・パトライトⓇ
の機器で構成しています。

 

基本使用シーン

番号で呼ばれてる場所がわかる。番号が見えなかったり、どこかわからなくなっても、押されたところの上部でパトライトⓇが点灯回転しているのですぐにわかる。

使用シーンは、無線アンドンシステムに取り入れた使い方になります。

無線アンドンの送信機が多く、入り組んだ工場内ではパッと数字と場所が紐づかないときがあります。そんな時に、遠くから押された場所がすぐわかる!というメリットがこの製品です。

入り組んだ施設、職制さんが新しく配属されたなどの時に便利です。

 

様々な使い方

出力①と出力②に番号を設定できる

a接点出力受信機は、出力の端子を①②としたときに
①の接点用番号、②の接点用番号を設定することができます。

一つの番号で両方に信号を出力。この場合①はパトライトⓇ。②は電子音報知器Ⓡ(パトライトブザー)。

他には送信機は同じ番号で設定し、①にはパトライトⓇ、②には電子音報知器Ⓡ(パトライトブザー)といった取り付け方もできます。

これは、パトライトⓇも点灯回転し、ブザーでもお知らせするので緊急のお知らせに適しています。

この受信機は「設定した番号だけを受ける」というところが一つのポイントです。
信号を出力するだけですので、遠隔で制御する機械のスイッチとしても利用可能です。

a接点の機器とつなげることでいろいろと可能性が広がります。

新しい使用方法がありましたら、また追ってご紹介させていただきます!

 

以下は『a接点出力受信機』の動画になります。少しでも動作の雰囲気が伝わればと思います。

 

※「パトライト」は株式会社パトライトの登録商標です。