【機能紹介】番号重複表示_工場で便利に使われています

2020.07.21 工場関係ソネット君お役立ち情報

 

5枠の受信表示機の機能紹介です。

今回「番号重複表示」の機能を紹介します。

受信機の裏面の角にシリアルナンバーの書いたシールが貼ってあります。

赤線のところがシリアルNO。写真の機種はD70Aなので対象ではない。7がA以上なら対象。0、1、2~9、A、B、Cと上がっていきます。

シリアルナンバーの左から3つ目の数字の塊、上の画像では白丸のところが 「※A※※」のものからが対象です。

 

通常設定

出荷時の仕様では、2回以上番号が押されると番号が点滅する。

1番、7番、2番と押されたとします。

1番は一番初めに押されたので、一番左の枠に表示され音が鳴ります。
次いで、7番、2番と表示され音が鳴ります。

ここで7番がさらに押されたとき、7番が点滅し音が鳴ります。
再度7番が押されると表示は点滅したままで音だけ鳴ります。

番号を消去するときは

①消し機で消した場合、対応する枠の番号が消去されます。

②送信機の長押し番号消去を行った場合、対応する番号が消去されます。

 

重複表示設定

1番、7番、2番と押されたとします。

1番は一番初めに押されたので、一番左の枠に表示され音が鳴ります。
次いで、7番、2番と表示され音が鳴ります。ここまでは同じです。

7番がさらに押されたとき、7番が2番のうしろに入り音が鳴ります。
再度7番が押されるとさらにうしろに7番が表示されます。

7番、7番、7番、7番、7番…と、押したぶんだけ後ろに入っていきます。

番号を消去するときは

①消し機で消した場合、対応する枠の番号が消去されます。

②送信機の長押し番号消去を行った場合、先に表示されている対応する番号から一つずつ消去されます。

 

工場での使用例

例えば、フォークリフトが各工程を巡回しているとします。A工程には10人の作業者がいてそれぞれ1~10番の送信機をもっています。

フォークリフトは5枠の受信表示機をみて動き出します。

①送信機を押して、受信表示機に番号が表示。A工程の作業者のところに部材を持っていく。

②A工程で処理が終わった製品をB工程に持っていく。

③B工程でたまった製品を完成品置場Cに持っていく。

④受信表示機のところに戻る。

⑤番号が表示されている優先順位で①~③を繰り返す。

という流れです。

 

 

設定で変更できますので、オペレーションのサポートになる使い方をしてください。

 

ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。