【ナンバー消し機】番号が消せない?!修理の前にココをチェック!

2021.09.01 工場関係医療関係飲食店関係ソネット君お役立ち情報メンテナンス

「ソネット君の番号が、突然消せなくなってしまった!」

「受信機の表示枠がいっぱいになってしまって困っている!」

 

ソネット君をご使用のお客様より、しばしばこんなお問い合わせをいただきます。

 

そんなとき、まずお客様に下記の状況確認をします。

  1. 電池を交換しましたか?

    ⇒まずは電池交換をお試しください。交換目安はおよそ2年です。

  2. 消去ボタンを押したときに「ピッ」と音が鳴りますか?

    ⇒音が鳴らない場合は基盤故障の可能性があるので、修理受付をします。

  3. 消去ボタンを押したときに受信機の電波受信ランプが緑に点灯しますか?

    ⇒緑に点灯する場合はナンバー消し機のバンクが変わっている可能性があります。

 

そこで今回は、修理に出す前にぜひ試してほしい、【ナンバー消し機のバンク設定方法】をご紹介したいと思います。

 

 

バンクとは?

ナンバー消し機のバンクはこちらに記載されています

バンクとは、ソネット君が混線しないようにグループ分けされた電波、のようなものです。

※正確には違うのですが、難しい話になってしまうのでここでは割愛します。

 

ソネット君のバンクはアルファベットA~Jの全部で10種類あり、いずれか一文字で表記されています。

ナンバー消し機のバンクは裏側、シルバーのラベルシールに記載があるので、設定変更の前に確認しておきましょう!

 

 

ソネット君は受信機、消し機、送信機のバンクを合わせることで番号を表示したり、消去することができます。

 

なので、『消し機で番号が消せない』ということは、『消し機のバンクが違う可能性がある』ということになります。

 

 

バンクの設定方法

赤く囲った部分がリビジョンNo.です。

現在、ナンバー消し機のバンク変更方法は製造時期により2パターンあります。

 

事前にお手持ちのナンバー消し機のリビジョンNo.をご確認ください。

リビジョンNo.もナンバー消し機の裏側、シルバーのラベルシールに記載されています。

 

 

ナンバー消し機のバンクとリビジョンNo.が確認できたら、下記の動画をクリック!

なお、バンク設定中は、ナンバー消し機から特定のブザー音が鳴るので動画のサウンドはONにしてご覧ください。

 

 

リビジョンNo.0000~9000、A610番台

 

 

リビジョンNo.A710~現行モデル

 

 

さいごに

この記事を書いた私が入社して間もない頃、お客様の電話対応のときはナンバー消し機を手元に用意して、自分もお客様と一緒にバンクの設定をしていました。

 

電話だと、お互いの顔や手元が見えないので、どうすれば分かりやすく説明できるか試行錯誤したものです…。

 

アフターフォローの一環として、この記事がお役に立てば幸いです!

 

 

動画についてのご不明点、その他ご質問などありましたらお気軽に弊社までお問い合わせください。

 

それでは、また!