無線アンドンと「タイムスイッチ」で任意時間での自動通知
2021.11.08 工場関係工場アンドンなどソネット君導入事例お役立ち情報
今回、無線アンドンで「ある時間ごとにお知らせする」という使い方の工場がありましたのでお知らせします。
こちらの工場ではすでに弊社の無線アンドンシステムを導入していて、外部接点送信機を機械につないだり、ログデータを取っていたり、現場でレイアウト変更をしたり便利に使用していただいております。
30分、30分、2時間で経過を見に行く
ある工程で、薬液をまぜたあと任意の時間でその経過をみる作業がありました。
薬液の量で経過を見る時間が変わるので、都度お知らせ時間は変わります。
例えば薬液を投入してから30分後にチェック、次いで30分後、次いで2時間後という感じです。
腕時計のタイマーで設定していましたが、気づきミスがあることと、複数人でみているので、チェックが被ってしまうことがあったようです。
そこで、同じ工場で使用している無線アンドンで何かお知らせできないかということで「タイムスイッチ」を設置することになりました。
タイムスイッチTB17Nシリーズ
今回使用したのは、
- パナソニックのタイムスイッチTB17Nシリーズ
- 外部接点送信機
です。
15分刻みに電源のON/OFFの切り替えができます。
30分後ON、30分後ON、2時間後ONの設定をし外部接点送信機をつなげば、指定した時間で番号を送信します。
担当者は携帯受信機と、a接点受信機につながったパトライトⓇをみて経過を見にいきます。
ログデータ収集も
2か所で同じようなことをやりたいため、番号を88番と99番に設定しました。
担当者は携帯受信機で受信した後、経過を見に行く人が携帯受信機を操作し番号を消去します。同時に他の担当者の番号も消去され、パトライトⓇも消えます。
こうしてあまり時間を意識することなく、決められた時間でチェックすることができるようになりました。他の仕事に集中できるようになり、チェックのかぶりもなくなりました。
設定を簡単に変更できるのも便利なようです。
今は既存の無線アンドンと別々で使用していますが、既存の無線アンドンはログデータが取れるため将来的には同じ周波数に設定しログデータも収集していくと幅が広がるのではないかと、話していました。
また使い方が変更になりましたらお知らせいたします。